仕事納め~今年を振り返って~
平成27年の仕事は本日で終わり。
最終日は一件納品があるだけで、のんびりモード。
大掃除は事務の方々に任せて、私は雑務してたけど、それももう終わる。
平成27年頭から仕事復帰したものの、まだまだ鬱状態の最中だったあの頃。
人に会う度、引きつった笑顔で手に汗握りながらなんとか交わし、帰路につくも職場に戻れず、車を道ばたに寄せ、なんとか落ち着くまで時間をつぶしたりしていた。
スマホ片手に鬱病のサイトや自○サイトなんかを徘徊して、心を落ち着かせる毎日。
日に一件の仕事をこなせるか否かという感じだった。
職場にいる余った時間はアクセサリーを作ったりと無心になれるものに没頭した。
平成27年5月に初めて精神科の門を叩き、「双極性障害」の診断を受ける。
やっぱりという悲しみと、原因が分かった安堵感と、あのときはかなり複雑だったが、担当医という、病気に対して深い理解を持った人と出会えたことはかなりプラスになったと思う。
そして投薬開始。
副作用の出る可能性の高い薬だったために、最初飲むには勇気がいった。
毎日自分観察をし、少しずつあがっていく自分を感じていた。
気づくと日に2件ほどの仕事をこなせるようになっていた。
人に会っても手に汗握ることは少なくなっていったし、路肩に車を停めてイジイジすることもなくなった。
その後少しはあがったもののまだ低空飛行の心をもうちょっと上げるために薬を増やし、おかげでもっと仕事を楽にこなせるようになった。
そして気づけば日に3件~4件、また以前のように仕事している自分がいる。
私の場合、初診で双極性障害であると的確な診断がおりたこと、これにより適切や投薬治療がおこなわれたこと、これが普通の生活を送れるようになった最大の勝因だと思う。
ネット社会により事前に自分で情報を得ていたことも功を奏して、躁エピソードを医師にきちんと伝えることができたことも的確な診断を受けることができた理由のひとつだ。
その後多少日内変動しながらも、平成27年12月28日、無事この日を迎えることができた。
状態が安定してから調子が悪くて休んだのは1回、しかも半日だけだった。
自営業であるということもよかったのだと思う。
まわりに気を遣うことも少なく、時間もある程度自由がきくし、本を読もうがネットしようが、ブログを書こうが、それを怒る人はいない。
全て自分でやらねばならないし代わりがいないので、その分責任は重い。
だが自分がサラリーマンだったら、こうもうまく復帰できていなかっただろう。
そしてこのブログ。病気の記録と、苦しい自分の心をはき出す場所がほしくて始めた。
書くことで私はどれだけ救われただろう。
いただく親身なコメントもそうだ。
私はこのブログにずいぶんと救われ、ブログは私の病気を安定させる大きな要素になった。
もうすぐ今年も終わる。
来年も、ありがたいことに1月からの仕事の依頼がすでにきている。
依頼者に対し誠心誠意で仕事し、実りある良い一年にしたい。
ブログを読んでくださる皆様、
約半年、ありがとうございました。
来年も双極性障害と付き合いながら、仕事もブログも私生活ものんびりやっていこうと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
たまにへこんだ記事も投稿すると思いますが、そんなときは、叱咤激励または目をつむってやってください。
それでは皆様も良いお年を。
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